再現するセラミッククラウン。こちらは当院のケース。製作は当院セラミック補綴物製作担当、日本屈指の歯科技工所「和田精密歯研」。
このクラウンはどこから見てもセラミックしか見えないのですが、実は内部は貴金属でできています。メタルセラミックとかメタルボンドとか呼ばれるものですが、この写真のケースは、「フルベーク」と呼ばれる種類で、口腔内に露出するすべての部分がセラミックとなる、製作難易度の高いもの。
内面を金属にすることで強度と適合精度を高いレベルに保ち、外面は審美性と強度をハイレベルにするためセラミックを使用しているのです。